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大学生の勉強 | 12月05日更新

大学の数学の特長

大学生は中学・高校とは違って、出席を強制されるわけではありませんから、勉強してもしなくてもすべて自己責任になりますし、教授や助教授から必要以上に怒られることもないでしょう。
一見楽だなと思うかもしれませんが、自分から勉強しなければどんどんほかの人と差がついていき、最終的には卒業までの単位が足らず留年するということになりますから、より自分から積極的に学ぶ意識をもっておかなければなりません。
特に理系の学部へ進学する場合、ひとつ遅れてしまうと全体の流れがまったく読めなくなってしまう可能性がありますから注意が必要です。

理系の学部へ進学するときに避けて通れないのが数学ですが、大学で学ぶ数学は高校までのような「計算するための数学」というよりは、その分野の問題を解決するために必要な数学になります。
たとえば工学に必要な数学は工学の理論に基づいた数学を勉強しますから、高校時代に学んだ数学のすべてを活用するわけではありませんし、ひとつの選択肢に過ぎません。
これは工学に限らずすべての学部学科で言えることですし、数学以外の分野でも同じです。

また、高校の数学は基本的にひとつの答えを導き出すことをメインに考えているので、答えが合っていればそれでOKという感じですが、大学の場合はそれだけではOKではない場合も少なくありません。
大学の中には答えを導き出すまでの過程、すなわち計算式の内容も判断要素に加えるところが多く、答えそのものが正解でも満点をもらえないこともあります。
これは大学の講義は受験を目的にした勉強ではなく、より専門的に突き詰めていくことを目的にしているからで、大学生もその専門分野を学ぶ研究生の一人だからです。
教授や助教授となる人は常にその分野について研究しており、学生はその分野を学びたいという研究生ですから、高校までの生徒と先生の関係とは少し違います。

よく数学は答えがひとつだから好きだという人がいますが、大学での数学は最終的な答えはひとつでもその過程まで求められますので、必ずしもひとつだけしか選択肢がないわけではありません。
もしこれから理系の学部へ進学希望するのであれば、その点も理解しておく必要がありますし、受験勉強をする時点からそのことを意識しておいたほうがいいでしょう。
進学後もできるだけ傾向を読めるように分からないことがあれば教授や助教授に積極的に相談するなど、できることを自主的にやることで良い大学生活が送れるはずです。